若手の虎のつぶやき

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FXのリスクをきちんと理解しよう!下手すると破産する可能性も!?

FXのリスクをきちんと理解しよう!下手すると破産する可能性も!?

FXはきちんとリスクを理解して、そのリスクをコントロールすれば決して危険な投資ではありません。

むしろサラリーマンの副業や専業主婦のお小遣い稼ぎにはかなり適していますし、実際にかなり稼いでいる人もいます。

しかしFXでそのリスクを理解しないで突っ走った結果、自身の保有する資金以上の損失を出して、破産したという人がいることも事実です。

そこでこのページではFXのリスクについて詳しく解説します。リスクを知ればそれに対処する方法も見えてきますよ。

 

FXのリスク

FXは自身の資産内での取引を行っている限りは決してマイナスになることはありません。たとえ売買した通貨の価値が0になったとしても、それは投資した額の価値が0になるだけです。

しかしレバレッジを効かせた瞬間に、投入した資金以上の損失が発生する可能性があることはすでに記載の通りです。

そのためドル円などの比較的相場変動が緩やかなで安全な通貨間の取引を行う場合であっても、ポジションを保有したらロスカットの設定を入れることが必要となります。

ロスカットは一定以上の損失に達したら自動的に反対売買をして保有ポジションを決裁する仕組みです。人間は自分の手で損失決裁を行いづらい生き物です。これは誰でも同じです。

そのためロスカットによって強制的(システム的)に損失の決裁をしてもらうことで、さらなる被害を食い止める必要があります。

さらにロスカットの設定をしておけば、急激な相場変動時にも一定以上の損失を防ぐこともできます。ロスカットの設定を行わないで、会社に行っている間に借金を背負ってましたなんて人もちらほら聞いたことがあります・・・

※ただし急激な相場変動の場合はロスカットで設定した水準を下回った額で決裁されることもあるので要注意です。FX運営企業のシステムがダウンして、ロスカットが動かなかったなんていうことも過去にありましたから、急激な相場変動が予想されるときは取引をしないのが正解でしょう。

 

それでは具体的にFXのリスクを解説していきます。

 

為替変動リスク

まずは当たり前のことから。

FXは為替の変動によって、利益を得る仕組みです。

それはつまり予想と反対の値動きをすれば損失を被ることになります。元本保証型の投資商品とは違い、当然投入した資金が減ることもありうるのです。

そしてレバレッジを効かせていれば、投入資金以上の損失となり、借金をかかえることがあることも理解しなければなりません。

例えば多くの人が10万円くらいの資金からFXを始めると思いますが、レバレッジを50倍にしていれば500万円分の取引が出来てしまいます。

あまり考えられないですが、買った通貨の価値が0になれば、10万円の資金であっても最大500万円の損失を被る可能性があるということです。

 

レバレッジを効かせれば、得られるリターンは多くなります。しかしその分、損失を出した場合は大きくなるということを忘れないでください。ハイリスクハイリターンですね。

 

ロスカットのリスク

上記のような例があるので、FX業者は自己保身のために、取引に必要な証拠金(投入資金)に対して一定額の損失を抱えると、ロスカットといって強制的に反対決裁して、損失額がそれ以上膨らまないようにする仕組みがあります。

これはFX業者側が設定してるロスカットルールともいえます。

これは一定額以上の損失を抱えないための投資家向けの施策ではあるのですが、時としてこのロスカットが悪さをすることがあります・・・

 

例えば雇用統計など相場が大きく動くときに、一瞬だけ為替が大きく動いて、すぐに反動で元のレートに戻るといった動きをすることがあります。

[label color="pink" text="【参考記事】"]FXをやっていて為替相場が大きく変動するのはどんなとき?

この場合、持っているポジションをそのまま保有していれば、レートが元に戻っているので損失を出していないような気がしますが、一瞬でもロスカットに設定した為替レートになっているので、反対決裁が行われてしまうんです。

つまり一瞬の暴落によって、損失が確定してしまうのです。

相場は大きく動くと、それを元に戻そうとする力が働くことがよくあります。しかしロスカットはその戻りを無常にも無視して強制決裁してしまう仕組みなのです。

私も何度かこれにやられてことがあります。

まあそれでもそのままどんどん暴落していくこともあるので、長い目で見れば助かっているのかもしれませんが。

 

ただロスカットはそういった側面があるということは理解しておかなければなりません。

 

為替の暴騰・暴落のリスク

為替は生き物といわれるように、集団心理が働く相場では必ず暴騰・暴落のリスクがあります。

確かにドル円やユーロ円相場などのように強い通貨同士を取引している場合はそこまで大きな為替変動というのはあまり起きません。

しかしマイナーな通貨や新興国の通貨を取引している場合は暴騰・暴落のリスクが常に付きまといます。

例えば記憶に新しい事件だと”スイスフランショック”でしょうか。

スイスフランショックとは、スイスの中央銀行であるスイス国立銀行が2011年9月から維持してきたスイスフランに対するユーロの下限(ユーロスイス相場)を1.2000として無制限介入を行っていくという為替方針を2015年1月15日に突然撤廃、その結果ユーロスイス相場は一時41%の急落となる、主要国通貨においては過去に例を見ないマーケット変動となり金融市場に混乱をもたらした。

この3年以上続いたスイス中銀による介入方針の突然の終了によってユーロスイス相場の急落(スイスフラン急騰)を受けたマーケット急変と、それによりもたらされた一連の事態のことを「スイスフランショック」という。

[fukidasi color="black" back_color="light-gray" avatar="http://netmoney-wiki.com/wp-content/uploads/2016/08/syokuji_computer01.png" lr="l" name="若手の虎" type="yoko"]
スイスフランショックのときはネット上が阿鼻叫喚でした・・・
[/fukidasi]

このときはFX業者のシステムもダウンしてしまって、ロスカットが正常に働かず、億単位の損失を被った人が何人もいました(恐ろしい・・・)

このFX業者のシステムダウンはいまも裁判沙汰になっていますね。

まあロスカットが正常に動いていたら、そこまで損失がでかくならなかったと思うと気持ちはわからなくもないですけどね。

※逆にいえば億単位の利益をあげた人もいます・・・世の中なにがあるかわかりませんね。

 

確かにここまでの事件は今後起きないかもしれません。ただこの事件の教訓は「必ずロスカット設定(逆指値注文)を入れておく」ということです。

この事件の際は、システムがダウンしてしまったのでロスカットを入れていても無駄だったのですが、比較的大きな相場変動がないといわれるドル円やユーロ円の取引であっても、損失を一定額以内に抑える仕組みは絶対に入れたほうがいいということですね。

 

まとめ

FXを始める上で理解しておいたほうが良いリスクについて解説しました。

FXはこうしたリスクをきちんと理解して、そのリスクに対する対策を取っていればそこまで心配なことはありません。

そして勝ち続けるだけでなく、負けることもあるということをわかっていれば、最終的にはプラスにすることが可能となります。

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