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ネット転売やせどりで稼ぐ方法~商品を安く仕入れて高く売る!
”安く買って、高く売る”
こんな商売の基本を具現化したような稼ぎ方がネット転売です。”せどり”とも呼ばれていますね。
基本的にはインターネット上や実店舗などで仕入れたものをオークションサイトやAmazonなどで仕入れ値より高く売ることで、その差益によってお金を稼いでいく方法です。最近はメルカリがかなり流行っていることでも有名です。
そして一言に転売といっても、仕入れ方や売り方など様々な方法があるので、自分のやり方で自由に稼いでいくことができます。自分なりの方法を開拓していく楽しみもあるかもしれませんね。
インターネットやスマホアプリなどの登場によって、せどりは劇的に参入しやすく、そして稼ぎやすい分野となりました。せどり専業になれば月に100万単位で稼いでいる人も珍しくない分野です。
ポイント
ネット転売・せどりでお金を稼ぐ方法
一昔前までの「せどり」といったら、ブックオフなどの古本屋さんで、本のタイトルだけで希少本を探し当て、それを専門の古書店に高く売るという方法が一般的でした。”せどり”という名前は本のタイトルだけで取ること、つまり「背どり」から来ています。
しかしこの方法は本の希少性を見抜く目利きの力とある程度の経験を要するため、なかなか新規参入者には障壁の高い分野と言われていました。
それがここ最近は、インターネットやスマホの普及によって、その環境が劇的に変わりつつあります。誰でもその場でスマホなどを使って、商品の相場(価値)を調べることができるため、目利きの腕や経験がなくても、希少な商品を探し当てることができるようになったのです。
また扱えるジャンルは本だけでなく、CDやDVD、ゲーム、おもちゃなど多岐にわたり、自分が得意なジャンルを扱うことができるので、参入のハードルが下がっています。Amazonや楽天マーケットなどの販売アプリなど、個人でも販売チャネルを簡単に持てるようになったことも大きな要因ですね。
せどりでは特にAmazonを利用した”Amazonせどり”と呼ばれる手法が確立され、新規参入者が増えています。実際に、せどりを行っている人のなかには月に100万円以上稼ぐせどらーもいます。
誰でも簡単に始められるということもあり、副業としての人気も高くなっています。
ネット転売・せどりってどうやるの?
ネット転売で稼ぐためにはまず販売するための商品を仕入れなければなりません。そのためある程度在庫を抱えるリスクと初期投資が必要になってきます。
そしてネット転売では、その仕入れ方法や仕入れ先をいかに工夫するかで稼げるかが決まるといっても過言ではありません。
ネット転売業界において代表的な仕入れ先は以下のようなものが有名です。
転売の主な仕入先
- Amazon
- 楽天
- Yahoo!オークション
- モバオク
- eBay
- ビッターズ
- メルカリ
- ブックオフ(古本屋)
上記はいずれもネットで仕入れるものに限った話ですので、現実店舗で実際の商品を買ってオークションで売る(せどり)際の仕入れ先は無限にあります。
フリーマーケットやリサイクルショップ、100円ショップなんかも仕入れ先としては有効ですね。
100円ショップで買ったものが100円以上で売れるのか?という疑問を持つ人がいると思いますが、オークションサイトでは、見た人がいくらの値段をつけるかというわけですから、100円以上の価値があると思えばその値段で売れたりします。
最近の100円ショップの商品は「これが100円!?」というくらいのクオリティの高いものがたくさんありますから、うまく販売場所・チャネルを選べば意外と300円くらいで売れたりします。
実はドンキホーテなんかも優良な仕入れ先になります。家電やホーム・キッチン用品などはたまにかなりの割引率で売っていることもあります。転売ではこうした特売を見逃さないことが必要です。
またフリーマーケットやリサイクルショップで仕入れる場合は、”目利き”の腕が重要になってきます。結局高く売れるかどうかは”需要”があるかどうかで決まるためです。
そのため価値があるものでも、売れなければガラクタと同じなのです。
しかし最近では、「モノレート」や「オークファン」と呼ばれるサイトを利用することで、Amazonやその他のネットショッピングサイトでのその商品の販売実績などを確認できるため、どのくらいの価格でどのくらい売れているのかはすぐにわかります。もはや目利きの腕は必要なくなってきたといっても過言ではないでしょう。
そしてせどりで一番面倒な、仕入れたものを売るという作業ですが、今まではリアルな店舗に行って、買い取ってもらう以外に方法はありませんでしたが、インターネットの普及によって、オークションサイトに出品したり、Amazonや楽天に出品することも容易にできる時代になりました。
さらにAmazonでは「FBA」と呼ばれる発送作業を代行してくれるサービスまで登場しているため、かなり参入のハードルは下がったと言えます。
仕入れた商品を簡単に売れて、発送までしてくれるなら、自分は商品の仕入れ作業に専念できるというわけです。
ネット転売・せどりで稼ぐためのノウハウ
まず心構えとして以下のことを意識してください。
「水を1万円で売るためにはどうしたらよいか?」
「はっ?水が1万円で売れるわけないじゃん!」と思うのが普通ですよね。しかしこれは商売の基本的な考え方で。答えを聞けば納得すると思います。
この問いに対する模範解答は”砂漠で売る”というのが一般的です。これは商売の真理といっても過言ではありません。つまり需要のあるところに持っていくということです。ものの値段は結局需要と供給で決まるということを表わしています。
ホテルの自販機しかり、山小屋の売店しかりです。通常よりも高値で売れるのは、その値段でも、そこで需要があるからですね。
そのためせどりやネット転売で稼ぐためには具体的に以下を実践していきます。
ポイント
- 得意なジャンルを絞る(扱う商品は特定のジャンルにする)
- そのジャンルの商品の値段や相場に精通する
- 価値が上がりそうなプレミア商品を狙う
- 需要と供給を考える(時期、環境など)
- 新しいものより古いもののほうが値段が高いことが多い
ネット転売で扱う商品は特定のジャンルに絞ったほうがいいです。というのもネット転売で稼ぐためには、その商品について熟知していなければいけません。仕入れを行う際に、その商品がどの程度の値段で売れるから、この値段で買えば儲かるといったことを理解していなければ、儲からないからです。
もちろん「モノレート」や「オークファン」といったサービスを使えば、ある程度その商品の相場を知ることができますが、まず目星をつけるときにやはり知識は必要ですし、すべての商品の相場をいちいち調べていたら、日が暮れてしまいます。
特に自分の趣味などで詳しいものがあれば、その分野に絞っていくことがいいですね。自分が好きなものだと勉強もしやすいと思います。
次に「プレミア商品を狙う」ですが、初回生産特典や限定品などはプレミアがつきやすいです。こういった入手困難になりそうなものは、プレミアがつくので、予約してでも手に入れたほうがいいです。確実に儲かると確信したものは買占めを行ってもいいと思います。
”買占め”で思い出すのは、「たまごっち」現象ですね。転売屋が買い占めて、かなりプレミアがついたというのは有名な話です。
またネット転売では古いもののほうが値段が高くなる傾向にあります。新しいものだと手に入るのが容易だからと言われています。考えてみれば確かにそうで、オークションサイトで買おうとするものって、実店舗では古いから取り扱ってないようなものであることが多いですからね。
例えよく売れるものでも、新しいものなどは供給が間に合っていることが多いのです。
ポイント
ネット転売・せどりで稼ぐ具体的な方法
ネット転売で稼ぐ方法は簡単です。
①商品をネットや実店舗で仕入れる
②ネットオークションサイトやAmazonに出品し、売る
これだけです。安く仕入れて高く売るという簡単な構図だけに、わかりやすいですね。
初心者はまず、古本からはじめてみるといいと思います。古本屋に実際に行って本を仕入れるため、「せどり」という方法に分類されますが、仕入れる予定の本の相場価値がインターネットですぐにわかるので、目利きの腕がそこまで必要じゃない分野になります。
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せどり初心者が最初に扱うべき商品ジャンルは?ブックオフせどりがおすすめ!
Contents1 せどり初心者が最初に扱うべき商品ジャンルは?ブックオフせどりのおすすめ1.1 回転率の高い商品を狙う~最初はゲームと書籍がおすすめ1.2 最初はブックオフで商品を仕入れる!1.3 ...
ブックオフとモバオクが利用できれば、それだけでせどりができてしまいます。
ブックオフにいって、なんとなく価値がありそうな本を発見したらスマホで、その本の価格を確認します。最近では無料ですぐに本などの価格の相場を知らべることができるサイトがあります。
オークファンなどが有名ですね。
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オークションサイトに出品するには月額で300円~500円がかかるところが多いのですが、その分の儲けは簡単に出ると思います。なぜならばせどりは転売の中でも最も難易度が低く、初心者でもすぐに利益が出る手法だからです。
人気の古本屋などでは、せどり目的で新規陳列商品目当てに開店前に並んでいる人さえいます。それだけ再現性のある稼ぎ方なのです。
ちょっと手間をかければAmazonに出品してもいいと思います。有料のオークションサイトのほうが、いろいろな手続きを代行してくれるので、便利ですが、大規模にやっていくならAmazonで自ら出品する方法もおすすめです。
ちなみにAmazonに出品する場合は、「小口出品」で登録すると1品100円、「大口出品」で登録すると3900円で出品し放題となります。
慣れてきたら、自分の得意な分野を開拓して、その分野に精通し、商品を仕入れられるようになると、稼ぎは安定してくると思います。中には掘り出し物で一攫千金なんて人もいるらしいです。
まとめ
ネット転売やせどりでお金を稼ぐ方法を紹介しました。一昔前までは参入障壁が高かった分野ですが、最近ではインターネットやスマホの普及で、劇的にハードルが下がりました。
特にモノの値段をその場ですぐに知ることができるサービスの登場により、目利きの腕はそこまで必要ではなくなってきています。
そういった意味でせどりは初心者でもお手軽に始めることができて、利益が出やすい分野となっています。やったらやっただけ儲かる業界なので、興味がある人はまず小額・小規模から試してみるといいと思います。
□【ネット転売・せどり編】NEXT