Contents
サラリーマンが投資するなら絶対に世界経済インデックスファンド投資がおすすめな理由
と言って投資を始めるサラリーマンは多いですよね。
特に2015年近辺はアベノミクス絶頂期で、ほぼすべての株が右肩上がりだったので、とにかくなんでもかんでも買ってりゃ儲かった時代でした。
こういったご祝儀相場から、この頃に投資を始める人が多かったそうです。
なにを隠そう私もその一人。
しかしこんなご祝儀相場はいつまでも続かず・・・チャイナショックやギリシャショックで暴落したかと思えば、一時期は回復したものの、2016年初からの大暴落の連続。
特にこれといった理由もなく、2月には日経平均株価はついに14000円台に突入しました。
その後もちょっと回復したかと思えば、イギリスのEU離脱で再び15000円台に暴落。
2015年は投資を始めた多くの人が大損こいた年でした。
そんな大損こいた一人のサラリーマン投資家として、その後もあきらめずに徹底的に調べて投資し続けた結果わかったことは、サラリーマンが投資をするなら何も考えずにできる世界経済インデックス投資が一番だということです。
ポイント
本業として投資を行っていくような人は別として、サラリーマンとして本業をこなしながら資産を増やしていきたいという人はぜひこの記事を読んでみて下さい。
このページではサラリーマンが資産運用するなら世界経済インデックス投資がおすすめな理由を管理人の実体験を交えながら詳しく解説していきます。
投資は精神的な不安が常に付きまとう
一言で投資と言っても、投資するものは色々とあります。
簡単に言うなら株とか不動産ですよね。
-
資産運用・投資でお金を稼ぐ方法~お金がお金を稼いで不労所得を得る!
Contents1 資産運用・投資でお金を稼ぐ方法~お金がお金を稼いで不労所得を得る!2 資産運用でお金を稼ぐ方法2.1 ①預金金利でお金を稼ぐ2.2 ②株式・債権投資でお金を稼ぐ2.3 ③投資信託で ...
続きを見る
このようにたくさんある投資方法の中でも、サラリーマンの方には個別株への投資や、リスクの高いような投資信託は絶対におすすめできません!
この理由は単純で、こういったリスクの高い投資は、儲かっているときはいいですが含み損を抱えている状態を我々サラリーマンは精神的に耐えられないからです。
株などは長期投資が基本です。
たとえリーマンショックのような暴落があったとしても、数年後には回復するのが世の流れです。これは歴史が証明しています。
2015年の大暴落時も、この記事を書いている2018年現在では暴落前の水準まで戻っています。
つまり2015年の暴落前に投資を始めた人でも、現在まで保有し続けていれば儲けることができたのです。
しかしはっきりいってそんな強靭な心をもったサラリーマンはいないでしょう(笑)
私も同じです。あまり損した話は書きたくないのですが、これを読んでいるこれから投資を始めようとしているサラリーマンには同じ失敗をしてほしくないので、あえて私の失敗談を書こうと思います。
私が本格的に投資を始めたのは2015年のまさにアベノミクス絶頂のときでした。そのときは株価が右肩上がりだったので、
くらいの勢いで市場に参加しました。
ただし個別株を選んで買うような時間の余裕はなかったので、投資先として選んだのは日経平均連動の投資信託です。
日経平均が上がれば価格が上がるし、日経平均が下がれば価格が下がるという単純なものです。
しかも日経平均の値動きの3倍の値動きをするという超ハイリスクのものです(笑)
それでも当時日経平均株価は右肩上がりだったので、「絶対に儲かる」というなぞの自信がありました。
通常、投資信託を購入するのは積み立て形式が一般的ですがそのときはドルコスト平均法なんて無視して200万円ほど一気に突っ込むという暴挙に出ます。
今考えれば相当いっちゃってますね。
そして私が購入した1週間後にチャイナショックが起きます。チャイナショックとは簡単に言えば「中国が危ない!」という投資家心理から来る謎の暴落です。
ここから私の最悪の一年は幕を明けます。
チャイナショックの暴落によって一時は最大70万円ほどの含み損を抱えました。
もうこのときは仕事なんて手につかなかったですね・・・毎日株価のニュースが気になって気になってしょうがないのです。
そして私は「これだけ下がれば絶対に上がるはず」という投資初心者が必ず陥る罠に見事にはまって、下がったところで投信を買い増すナンピンを続けます。
その後、2015年末にかけて一旦は日経平均株価は持ち直し2万円台に戻すところまで来て、私の含み損も一時はなくなります。
しかし悪夢はそこからだったのです。
忘れもしない2016年の年明け。
年初の市場から株価は謎の下落を続け、年初来10日連続とかそれくらいの過去類を見ない下落が続き、ついに2月には日経平均株価が14000円台に投入します。
そしてそこから半年ほどこの近辺で上下を繰り返していました。
私はこの半年間をいまでも忘れません。
日経平均株価のチャートはもう24時間見続けましたし、資金が続く限りのナンピンもしました。
もうこの頃は感覚が麻痺してたんだと思います。70万の含み損で一喜一憂していた時代がかわいく思えます。
日経平均株価の変動って9時~15時だけじゃないんですよ。
日経平均先物は24時間動いているので、ほんとに24時間苦しんでました。
夜も株価が気になって2時間おきに目が覚めて確認するという生活を1ヶ月近く続けたこともあります。
もう廃人のようだったと思います。
さらにそれでも本業の仕事はこなさなければいけないのがサラリーマンのつらいところです。
同僚が世間話で笑っていても、
と思ってしまって、何も楽しめません。
私はこの一年が人生で最も辛い時期だったと思います。これは断言できます。
本当になにをやってもうまくいかず、人生の底を感じていました(笑)
最終的に私はこの精神的な負担に耐えられず、この苦痛から逃れたい一心で2016年の6月頃にすべて決済します。
きっかけはイギリスのEU離脱投票を控えていたからですね。
当初200万から始まった投資額は、ナンピンを続けた結果800万にまで膨らんでいました。
そして日経平均の3倍の値動きをするという超ハイリスクな投資信託商品を購入していた結果、最終的な損失は400万円を超えました。
投資額の800万円がなんと一年後には半分になったのです(笑)
もうこの頃には笑うしかありませんでした。
ただ決済した後は心の底から自身の無知さを呪うのと、あの精神的な不安から逃れられた開放感の半分半分という心境でした。
もちろんこの代償はかなり大きいです。400万円という損失額はサラリーマンの平均年収ですからね。
ただあとからわかったことですが、このときもしも決済せずに持ち続けていたら、今頃はプラスになっているはずです。
しかしそれはサラリーマンであれば、含み損を抱え続けるという精神的な苦痛に耐えられず絶対に不可能だと思います。
つまり、サラリーマンが投資によって利益を出すためには、定期的にやってくる暴落時にも、含み損の恐怖を気にせず投資を続けて、10年くらいのスパンで利益を狙っていく方法がベストなのです。
サラリーマンが投資をするなら世界経済インデックスファンド投資がおすすめ
私は上記の失敗(というには傷が深い)を経験してから、私のような本業を持つサラリーマンが行うのにベストな投資の方法はないか徹底的に調べました。
それこそ色々な本から、投資を行っているサラリーマンのブログまで様々です。
そこで出した結論が「インデックスファンド投資」です。
インデックス投資はローリスク・ローリターンの商品です。
しかし10年スパンで見ると必ず年利4%~5%は期待することができます。
過去の歴史で言うと7年周期くらいで大暴落が起こっているのですが、それを挟んでもこの利率は確保できます。
もちろん未来に絶対はないので確実とは言えませんが、世界が終わらないで緩やかに成長を続けるならば、この仮定は100%に近いと言えるでしょう。
そして投資の方法は、毎月一定額をこつこつと自動積み立てにするのがいいと思います。一度積み立て額と商品を決めたらあとはほったらかしです。
たとえ積み立ての最中に大暴落が起きても、そのときの安値で購入することができるので、ドルコスト平均法の観点から優れています。
この方法であれば暴落時の精神的ダメージがかなり少ないです。逆に暴落時にも買えてラッキーくらいに考えることもできます。
リスクの大きい商品であれば、暴落時の精神的ダメージが大きすぎて必ず売却してしまいます。そうすると残るのは損失だけです。
大事なのは暴落時にも買い続けることなのです。
それが可能なのが世界経済インデックスファンド投資への積み立て投資です。
ちなみに世界経済インデックスファンドというのは以下のようなものです。
主として、複数のマザーファンドを通じて、国内、先進国及び新興国の公社債及び株式(DR(預託証券)を含む)に実質的に分散投資する。株式と債券の基本資産配分比率は、原則、株式50%、債券50%とする。各マザーファンドの基本組入比率は、地域別のGDP(国内総生産)を参考に決定するものとする。原則、為替変動リスクを回避するための為替ヘッジを行わない。
要するにわかりやすく言うと世界の成長に投資しているというものです。
株と債権を半々にしてリスクを分散させています。世界が緩やかに成長し続けている限りは、このファンドも成長するのです。
投資は始めた時期によってはハイリスクの商品でも利益を出すことができます。
しかし世界経済は数年に一度必ず縮小するので、そのときに必ず損失を出してしまいます。
それこそいままでの儲けを吹き飛ばしてしまうでしょう。
そのため投資は10年くらいのスパンで儲けることを考えなければいけません。
大きな利益を期待してハイリスクな商品に手を出すと、プロでもない限りはいつか必ず損失を発生させます。だからこそのトータルで4%~5%の利益を狙うのがもっとも成功率が高い投資方法です。
投資はお金が自動でお金を増やすための手段です。そのために毎日を一喜一憂していたら意味がありません。
4%~5%の利益は実は投資の世界ではかなりいい成績です。それだけ短期の取引で損をしている人が多いという裏返しでもあります。
サラリーマンは本業があるので、投資に時間をかけている暇はないです。
そこで小額でも投資をして資産を自動で(ほったらかしで)増やしてくれるのはかなり魅力です。
しかしそこで欲を出してハイリターンを狙うと必ずどこかで失敗するし、生活も破綻します。
無理せずお金を増やしていく投資の方法を実践していきましょう。
世界経済インデックスファンドはどこで買える?
世界経済インデックスファンドはバランス系ファンドとしては破格の手数料の安さ(=買い手にメリットあり)のため、ネット証券を中心に取り扱っています。
-
世界経済インデックスファンドを買うのにおすすめの証券会社は?
Contents1 世界経済インデックスファンドを買うのにおすすめの証券会社は?1.1 世界経済インデックスファンドを購入できる証券会社1.2 株や投資信託を購入するならやっぱりネット証券2 まとめ ...
続きを見る
どこでもいいから早く買いたいという方は管理人もメインで使用していておすすめの楽天証券で取り扱ってます。
楽天証券の口座作成はこちらから
-
楽天スーパーポイントのお得な・おすすめの使い方~有効期限は?投資信託が買える?
Contents1 楽天スーパーポイントのお得な・おすすめの使い方~有効期限は?投資信託が買える?1.1 楽天スーパーポイントの有効期限は?1.2 楽天証券で投資信託を購入する1.3 楽天市場でふるさ ...
続きを見る
まとめ
本業を持つサラリーマンが投資するなら絶対に世界経済インデックス投資(ファンド)がおすすめです。
世界経済は必ず数年周期で暴落するので、暴落してもトータルでプラスにすることが重要です。そのためには暴落時にも精神的な負担を少なく、投資し続けられる投資方法がベストです。
10年くらいのスパンで考えれば、投資を続けているとプラスになることは歴史が証明していますよ。