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サラリーマンが副業する前に知っておくべきこと
政府がサラリーマンや会社員の副業を容認するという方針を打ち出して以来、副業を始めようとするサラリーマンは年々増加しています。給料は増えないし、将来の年金もどうなるかわからないこのご時勢に、会社以外の収入を持つということは非常に重要ですよね。
当サイトではネット副業を推奨していますが、ネット副業もサラリーマンの副業として興味を持つ人がかなり増えてきています。
しかしいくら政府が副業を容認しているからといって、サラリーマンが副業を始めるのにはいくつか知っておくべき注意事項があります。
実際に副業で稼げるようになってから「困った・・・」ということにならないように、副業を始める前に知っておくべきことを抑えておきましょう！
会社の就業規則で副業を禁止しているか？
まず気になるのは、現業、つまりサラリーマンとしての本業である会社の規則がどうなっているかです。
フリーランスの人や自営業の人がいくら副業をしようが、誰も文句は言いませんが、我々会社員は会社から文句を言われる可能性があります。
近年、政府が副業容認のスタンスを発表していて、大手企業でも副業を解禁するという動きが出てきていますが、まだまだ副業は禁止！という会社が多いのが現状です。
こういった規則がある場合には、副業などで会社以外の収入があった場合には、懲戒処分などの処罰を受ける可能性があります。
（もちろん、自身の勤める企業が副業を容認している人であれば、どんどん副業してお金を稼ぎましょう。）
しかし自身の会社が副業を禁止しているからといって諦めるのは早すぎます。
ネット副業であれば、適切に処理を行えば会社に副業の収入がバレる可能性は限りなく低いのです。
副業の収入は会社にバレるか？
まず副業として、異なる企業で働いたり、アルバイトする場合はかならず会社にバレます。
給与などの税務処理などの関係で、２つ以上の企業から給与収入があった場合には、副業がばれる仕組みになっているのです。
そのため副業を禁止している会社で働いている人は、異なる企業で働いたり、アルバイトをしたりして給料を得る方式の副業は諦めざるを得ません。
しかし、ネット副業であれば、給料という形の収入ではないので、うまく収入を確定申告すれば会社にばれないで副業を行うことが出来ます。
注意ポイント
結局、給料としてもらう副業ではなく、ネット副業が会社にバレるルートは、本人が会社でぽろっと口走ってしまうことを除けば、収入を確定申告するときしかありません。
注意ポイント
副業の収入は家族以外には絶対に話さない
会社での噂というのはどこから広まるかわかったもんじゃないですから、絶対に会社に副業していることがバレたくないという人は、上司はもちろん仲のいい同僚にも副業のことは言わないようにしましょう。
また副業の収入も絶対に誰にも言わないほうがいいです。
世の中の人は「副業している＝本業をさぼっている」と考えがちです。副業で稼いでいることがバレたら、本業をまじめにやっていないと一方的に決め付けられて、会社からの評価を落とされる危険さえあります。
残念ながらサラリーマンというのは足を引っ張り合う傾向があるので、できることなら副業のこと、そして副業の収入のことは家族以外の誰にも話さないほうがベターです。
副業を選ぶ際にあくまで本業を一番に考える
さて、会社の就業規則も確認し、問題なく副業できる環境が整いました。
いよいよ副業を始めようとして、何をするか考え始めます。
ここで重要なのは、あくまで本業が一番であるということです。
サラリーマンの方が副業を始めようとすると、（私もそうでしたが）副業にのめりこんでいく人が多いです。
副業にのめり込むとどうなるかというと、これは簡単で、本業がおろそかになります。
もし収入を増やそうと思って、副業を始めたのであれば、本業がおろそかになって給料が減っては元も子もありません。
具体的には以下の点に注意しましょう。
ポイント
- 適度に休息する
- 肉体労働は避ける
- 本業中は本業に集中する
副業を始めると、休日も副業に費やす人が多いです。しかし人間は必ず休息が必要です。副業する際は体を壊さない程度に、適宜休息を取って行いましょう。
また副業の仕事を選ぶ際に、肉体労働などは絶対に避けた方がいいです。これはサラリーマンの方であればわかると思いますが、絶対に潰れます。同じようにアルバイトのような時給的稼ぎ方では、いつまで経っても労働から抜け出せません。副業する以上はブログなどの資産型の収入を構築していきましょう。
最後に本業中は本業に集中しましょう。例えばFXなどを始めると、本業中も値動きが気になって、本業中にトイレなどでチャートを確認する人が出てきます。これは本業に確実に悪影響を及ぼします。
もちろんFXをやるなと言っているのではなく、本業に集中できない人はやめておけということです。（FXやっていても、比較的安全な取引を行っていれば本業に影響を出さないでしょうし、そもそも強い精神力で、リスクマックスの取引をいているにも関わらず、本業に集中できる人もいます）
この辺は人それぞれなので、自分の仕事と性格に合った副業を選択しましょう。
サラリーマンの確定申告の目安は副業収入が２０万円以上
さて、実際に副業を始めて収入が入ってきたとします。
その副業収入（株やFX等も含む）が年間でおよそ２０万円を超えたら、サラリーマンであっても確定申告をする必要があります。（これは法律で決まっています）
確定申告しないと追徴課税、最悪の場合脱税容疑で捕まる可能性もあるので注意しましょう。
つまり逆に言えば副業での収入が年間で２０万円を超えない範囲であれば、確定申告をする必要がないので、会社にバレる心配はまったくありません。
副業がうまくいって副業での年間収入が２０万円を超えたら確定申告が必要なので注意しましょう。
先ほど確定申告をミスると副業が会社にバレと書きましたが、具体的にどのようにしたら会社にバレてしまうのでしょうか？
答えは住民税の徴収方法です。
サラリーマンが確定申告すると、副業収入分の所得税の追加徴収と住民税の追加徴収があります。
このうち、所得税の追加徴収は直接税務署に収めるので会社にバレる心配はありませんが、住民税に関しては、現在の会社からまとめて徴収という方法が選べます。
この方法を選択してしまうと、副業の収入が会社に通知されることになりますので、絶対にダメです。
サラリーマンが副業をして、確定申告をしなければいけない場合、住民税の徴収方法は、会社の給料とは”別納”を選択しましょう！
このような方法で確定申告すれば、副業収入分の所得税も住民税も自分で税務署に払う（別納）することになり、会社に副業の収入がばれることはありません。
まとめ
サラリーマンや会社員が副業をする前に知っておくべきことを紹介しました。
サラリーマンが副業する場合は、きちんと会社の就業規則を確認して、もし副業が禁止されている場合は、副業での収入が会社にバレないように注意しましょう。
基本的に本人が口外しない限り、副業での収入が会社にばれるのは確定申告のときです。
副業での収入が２０万円を超えて、確定申告する必要がある人は注意しましょう。
