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同期より出世が遅れたときに対処する方法~会社の地位だけが人生じゃない!
サラリーマンにとっていつも頭の片隅にあるのが、「出世」という問題です。
入社したばかりの頃はあまり気にならないかもしれませんが、10年も働くと同期と出世や昇進の差が付いてくるものです。
自分が出世頭だった場合はいいですが、同期よりも出世が遅れたりするとモチベーションはどうしても低下します。
それがサラリーマンと言うもの。
こればかりはどうしようもありません。
しかし同期より出世が遅れたからといって腐っていては、同期との差は開くばかりです。
それでは同期より出世が遅れたと感じるサラリーマンが取るべき戦略はいったい何が賢いのでしょうか?
このページではそんなサラリーマンがどういう選択をすることが最適なのかを解説します。
まず理解すべきはほとんどのサラリーマンは社長や役員にはなれないということ
同期より出世が遅れたと悩んでいる人がまず理解するべきなのは、ほとんどの人が社長や役員にはなれないということです。
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社長や役員になれるのはほんの一握りで、おおよその目安ですが、5年分の新入社員全員の中から一人か二人といったところでしょう。
部長職だって同期が5人いれば1人なれればいいほうです。
つまりほとんどの人は同期より出世が遅れていくものなのです。
入社したばかりの頃は、頑張っていればいつか社長になれると思っているかもしれませんが、10年も働けばその考えがいかに愚かだったのかに気づきます。
実力があり、死ぬほど努力して、会社に人生捧げて、そして最後に運があった人が役員や社長になれるのです。
全国に野球部のある高校が数千あるなかで、甲子園で優勝するくらい難しいと言えば想像できるでしょうか。
つまりほとんどのサラリーマンは遅かれ早かれ同期より出世が遅れるものなのです。
まずはここから理解していきましょう。
同期より出世が遅れるとはどういうことなのか?
同期より昇進や出世が遅れたサラリーマンはその原因を探しがちです。
特に一生懸命働いてきて、会社に人生捧げてた人ほどそう思うでしょう。
しかし会社とは残酷なもので、個人の実力だけでどうにかなるものではありません。
- たまたま配属された部署の業績がよかった
- たまたま失敗のない仕事をしていた
- たまたま上が抜けて自分が抜擢された
などなど、実力のある人の中ではほとんど運のような力学が働いてきます。
そのため同期より出世が遅れたからといって、決してあなたの実力が同期より劣っていたというわけではないことが多いのです。
ちなみには私は一部上場企業でシステムエンジニアとして働いていますが、私の会社では出世しやすい部署というのが決まっています。
それは安定的に稼いでいる部署です。
安定的に稼いでいるというのはその部署の社員がすごいわけではなくて、ドル箱のようなサービスを保有しているからです。
この部署にいる社員は会社的には成績がよいと判断されるため、同期より必然的に出世が早くなっていきます。
そう、出世なんてそんなものなんですよ。
私はその仕組みに気づいたときに「あっ努力しても、運がなきゃだめなんだ」と社長になることを諦めました(笑)
学生時代と違って、実力がすべての世界ではなくなるんですね。
同期より出世が遅れたときに取る戦略
それでは同期より出世が遅れたときにどのように考えればいいのでしょうか。
よくこのような質問に対しては「腐らずに仕事に打ち込め」というような論調のサイトをよく見ますが、私は違うと思います。
会社に人生捧げて、成功したと言えるのは役員や社長になった人だけだからです。
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同期より出世が遅れても腐らずに頑張っていれば、もしかしたら部長クラスにはなれるかもしれませんが、それだけです。
自分の評価をいつも気にして、消耗し続けるサラリーマン人生に変わりはありません。
私はそれが幸せとは思えないタイプの人間です。(ほとんどの人がそうだと思いますが・・・)
同期より出世が遅れたとき、そんなときは思い切って会社という存在の考え方を変えてみましょう。
会社はあくまで給料を得るための場所、それだけの存在と割り切るのです。
そして会社ではないところで努力するのです。
副業(複業)で稼いで年収で同期に勝つ
さて一度同期より出世が遅れるとその差を埋めるのは簡単なことではありません。
会社の力学上、努力だけだとどうにもならない可能性のほうが高いです。
そのときに「もっと会社に貢献しなければ!!」と思うのは馬鹿げていると私は思っています。
今のご時世、会社に人生捧げるような時代じゃないですよ。
あくまで会社は安定的な収入、生活基盤を固めるための存在です。
それ以上のものではまったくありません。
だから会社での出世にこだわるのは馬鹿げているということです。
いまの時代は積極的に出世を捨てるという生き方もありなのです。
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そして残業を削減し、会社に費やす時間を減らしましょう。
最低限、給料をもらって同僚から後ろ指指されないだけの働き方を目指しましょう。
そして浮いた時間で副業するのです。
いまは会社員が本業を持ちながらネットで副業できる環境が色々と揃っています。
本業で給料を10%上げるのは相当大変、というか個人の努力だけではどうにもなりませんが、副業も含めて総収入を10%上げることはそこまで大半なことではありません。
つまり副業も入れて、総収入で同期に勝ちましょう。
そして副業で得た収入を投資することでさらに所得を増やしていくのです。
現代最強の資産形成術は、副業で得た収入を強気に投資することです。
そして高配当株などで得られる配当金で生活できるようになればサラリーマンを卒業することも視野に入るようになります。
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これが同期より昇進や出世が遅れたあなたが取り得る最良の選択です。
もしあなたが出世で同期より遅れていたとしても総年収で勝っていたら、なにも悩むことないじゃないですか。
それがあなたの世間一般的な価値として認められるのですから。
ちなみに副業で会社以外の収入を得られるようになると、本業の成績もよくなるという副次的効果があります。
この辺はこちらの記事を参考にしてください。
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